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「人形者」って…なに?

大好きだったブログ様が、閉鎖されることになりました。
とてもショックです…。

その際、ちょっと考えさせられたことが、表題の「人形者って、なに?」です。

実は。
私、人形者って何か、と考えたことがなかったのです。
もともとお人形が好きで、だからお人形を購入して可愛がって…。それだけ。
人形好きな人を「人形者」と呼ぶのだと思っていました。

だから。
「なりたくない人形者」と言う言葉を見た時、はたと思ったのです。
私はこういうことを考えたことがない。
…よっぽど、私は鈍感なんでしょうね。

お人形が好きで、時に興味が薄れて放置することはあっても、また興味が戻ってくるので、その日が来るまで待って、また構って、その繰り返し。
それでいい、と思っているのが、私。

お人形さんは、どう思っているか?
…それこそ、人間ではないので、分かりません。
でも。
人間ではないけれど、人間に創り出されたものなので、基本、何かを思うなら、人間に好意は持っていると思います。
自分と人間の有り様は違うことも理解しているでしょう。
目の前で、人間は年をとっていく訳ですから。

変化していく人間を、じっと見つめて、待ち続けるのが、お人形。
もし、興味が戻ってこなくても、そのまま忘れられても、あるいは捨てられても…自分の役目は終わったんだ、と思うだけ。
「人形」である自分と、人間の違いを、理解しているから。

…私はそんな風に思います。
だから、先を気にせず、今精一杯可愛がって、興味が薄れたらそのままおいて、またいつか…を繰り返す。
都合よく考えすぎ、と思われるかもしれません。
でも、私の大好きなお人形さんは、もし心を得られるならば、それは「私がその子を好き」な気持ちから生まれた心。
だから、こんな風ではないかなと思っています。

…しかし、2003年から「Saint Cecilia」をやっていますので、いくつものサイト様やブログ様の閉鎖を見送って来ましたが、今回は特に辛いですね…。
別れはいつも辛いものですが。
by miya_0823 | 2011-09-15 12:00 | 日常 | Comments(1)
Commented at 2011-09-17 23:17 x
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